- 投稿日
- 2018年10月15日
- 更新日
オドレミン・オドレミスト・オドジェルミンの違い?どっちの手汗効果
『オドレミン』・『オドレミスト』・『オドジェルミン』・『オドジェルミンNEO』・『オドジェルミスト』『オドレメート』の違いを教えてください!ひどい手汗や脇汗で学校や会社が辛い。手汗に効く『オドレミン』を調べると液体、スプレー、ローションで『オド』がつく制汗剤がやたら見つかる!?…手汗を止められれば何でもいいので、結局どれが一番いいの?
このように、オドレミンを購入しようとすると似たような商品名が見つかり、結局どれがいいのか全然わからず困ることがあります。そこで今回は「オドレミン・オドレミスト・オドジェルミン・オドジェルミンNEO・オドジェルミストオドレメートの違い」についてお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。
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『オド』がつく手汗・脇汗効果がある6つの制汗剤(オドレミン・オドレミスト・オドジェルミンなど)
- 商品名に『オド』がつく制汗剤は6種類ある
- 種類1:オドレミン
- 種類2:オドレミスト
- 種類3:オドジェルミン
- 種類4:オドジェルミンNEO(ネオ)
- 種類5:オドジェルミスト
- 種類6:ベルダ オドレメート
- 「オドレミン」の改良版でも、進化バージョンでもない
商品名に『オド』がつく手汗・脇汗効果がある6つの制汗剤(塩化アルミニウム液)が存在します。最も代用的な塩化アルミニウム液は、みなさんよくご存知の『オドレミン』です。『オドレミン』以外には『オドレミスト』・『オドジェルミン』・『オドジェルミンNEO(ネオ)』・『オドジェルミスト』『ベルダ オドレメート』が市販で販売されています。
「名前が似過ぎてよくわからない!!」と思いませんでしたか?実際に手掌多汗症やワキガで、手汗や脇の臭いを抑えようとして、『オドレミン』を調べている内に、「オド…レミスト?」「オド…ジェルミン?」「オド…レメート?」と混乱して、「もしやオドレミンの改良商品かな?」と勘違いをしている方がしばしば見受けられます。
結論、全く別企業が製造販売している、全く別物の塩化アルミニウム液となります。『オドレミン』の進化バージョンでも、改良品でも何でもありません。全くの無関係です。とはいえ、塩化アルミニウム液には変わらないので、どの制汗剤も手汗や脇汗を抑えてかかないようにする効果は期待できます。
それじゃあ、6つの『オド』がつく制汗剤の「成分・タイプ・製造会社・濃度・値段」の違いについて見ていくね
うーん、名前からじゃ全然わからないですね。『オドレミスト』は霧状のものだと思いますけど…
【比較】オドレミン・オドレミスト・オドジェルミン/NEO・オドジェルミスト・オドレメートの違い
- オドレミン 25ml(液体タイプ・濃度13%)
- オドレミスト 60ml(スプレータイプ・濃度13%)
- オドジェルミン 60ml(ローションタイプ・濃度6.5%)
- オドジェルミンNEO 60ml(ローションタイプ・濃度13%)
- オドジェルミスト 100ml(スプレータイプ・濃度13%)
- ベルダ オドレメート 100ml(液体タイプ・濃度不明)
- 『オドレミン』と他の『オド』の制汗剤は別物として捉える
『オドレミン』・『オドレミスト』・『オドジェルミン』・『オドジェルミンNEO』・『オドジェルミスト』『オドレメート』の違いについて、それぞれ制汗剤の容量・タイプ・製造販売元(会社名・薬局)・塩化アルミニウム液濃度・値段相場について比較していきましょう。
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オドレミン 25ml(液体タイプ・濃度13%)
・塩化アルミニウム(濃度13%)
・精製水
・グリセリン
『オドレミン25ml』は、液体タイプ・製造元が有限会社皮膚薬化学研究所製造で販売元が日邦薬品工業・塩化アルミニウム液濃度13.0%・値段相場1,000円となります。成分は非常にシンプルで、塩化アルミニウム・精製水・グリセリンのみの制汗効果が望めるものとなっています。
値段も1,000円程度で、日邦薬品工業のサイトから近くのオドレミンを売っている薬局やドラッグストアを検索して、直接薬局の制汗剤コーナーで購入できますし、Amazonや楽点などネットショップでも購入できます。また、『オドレミン』は制汗剤としての歴史も古く、1959年頃から現在(2018年)までおよそ60年間も販売され続けています。
オドレミスト 60ml(スプレータイプ・濃度13%)
・塩化アルミニウム(濃度13%)
・濃グリセリン
・無水エタノール
・紅茶エキス
・オウゴンエキス(オウゴン根エキス)
・ワレモコウエキス
『オドレミスト60ml』は、スプレー(ミスト)タイプ・製造販売元が株式会社ナカジマ薬局・塩化アルミニウム液濃度13.0%・値段相場2,000円となります。成分は塩化アルミニウム・濃グリセリン・無水エタノール・紅茶エキス・オウゴンエキス・ワレモコウエキスでオドレミンより種類が多く入っています。
『紅茶エキス』は化粧水にも使われることがあり、汗腺のタンパク質を変容させる収れん作用で発汗しにくくなったり、乾燥防止の保湿効果、肌荒れ防止の消炎効果などが期待できます。
『オウゴンエキス』も収れん作用、脇の下などに繁殖する常在菌を殺す殺菌作用や抗菌作用、保湿効果、MMP-1(マトリックスメタロプロテアーゼ)抑制による消炎効果、塩化アルミニウムの金属アレルギー反応の抑制効果などが期待できます。
『ワレモコウエキス』も収れん作用、殺菌作用や抗菌作用、消炎効果、体臭や酸化臭を発生させるビニルケトン類の生成抑制による消臭効果などが期待できます。
したがって、塩化アルミニウムによる汗腺の蓋(角栓)だけでなく、収れん作用や消臭抗菌効果も期待できる点が優れているといえます。またスプレータイプなので、背中など手が届きにくい部位にも簡単に噴射することができます。
オドジェルミン 60ml(ローションタイプ・濃度6.5%)
・塩化アルミニウム(濃度6.5%)
・精製水
・グリセリン
・ヒドロキシエチルセルロース(HEC)
・メチルパラベン
『オドジェルミン60ml』は、ローションタイプ・製造販売元が有限会社快誠堂(まるき薬局)・塩化アルミニウム液濃度6.5%・値段相場1,800円となります。成分は塩化アルミニウム・精製水・グリセリン・ヒドロキシエチルセルロース・メチルパラベンとなります。
『ヒドロキシエチルセルロース』は、液体に溶かすとねっとりとした粘性が現れます。そのためローションだけでなく、ジェルやシャンプーやリンス、クリームなどにも使われていたりします。また皮膚の表面に保護膜を作り、外部刺激から肌を守る効果もあります。
『メチルパラベン』は昔から防腐剤として広く使われており、今でも様々な医薬品や化粧品などにも使われています。ただし、はっきりと証明されているわけではありませんが、シミ・シワ・乳がんなどパラベンの安全性を危惧する声も出てもいます。
もともと『オドレミンの濃度13%』で副作用が出る方もいれば、出ない方もいます。副作用が出る方のために濃度を半減(6.5%)にしたものなので、濃度13%よりも制汗効果は落ちます。消費者の体質や、制汗効果かあるいは副作用がなるべく出ないことを最優先するのか、消費者の優先目標によって買い分けます。
ちなみにこの後説明する『オドジェルミンNEO』は『オドジェルミン』を改良したもの(NEO=昔のものを改良して新しく復活させる」という意味)となるので、最近はネットショップでも『オドジェルミン』を見かけないことが増えています。
オドジェルミンNEO 60ml(ローションタイプ・濃度13%)
・塩化アルミニウム(濃度13%)
・精製水
・グリセリン
『オドジェルミンNEO 60ml』は、ローションタイプ・製造販売元が有限会社快誠堂(まるき薬局)・塩化アルミニウム液濃度13.0%・値段相場2,500円となります。成分は塩化アルミニウム・精製水・グリセリンとなり、ほぼほぼ『オドレミン』と同じ成分です。
『オドレミン』は液体タイプに対して、『オドジェルミン』『オドジェルミンNEO』のとろっとしたローションタイプのメリットは、液だれしにくい点です。また『オドレミスト』のスプレータイプに対してのメリットは、ミスト状態の制汗剤を呼吸で吸い込むことがない点です。
ちなみに、『オドジェルミンNEO』のイメージキャラクターとして「織戸じぇる美(おどじぇるみ)」というOLが設定されています。
オドジェルミスト 100ml(スプレータイプ・濃度13%)
・塩化アルミニウム(濃度13%)
・精製水
・アルギニン(L-アルギニン)
・ペンチレングリコール(ペンタンジオール)
『オドジェルミスト100ml』は、スプレータイプ・製造販売元が有限会社快誠堂(まるき薬局)・塩化アルミニウム液濃度13.0%・値段相場3,000円となります。成分は塩化アルミニウム・精製水・アルギニン(L-アルギニン)・ペンチレングリコール(ペンタンジオール)となります。
『アルギニン』は体内でも生成されるアミノ酸の一つで、血液の流れを改善して代謝を正常にする効果、肌の炎症や肌トラブルを抑える効果、肌の健康や保湿効果などがあります。
『ペンチレングリコール』はグリセリンやパラベンと同じく保湿剤の1つです。『オドジェルミン』にはパラベンが使われていたので、ペンチレングリコールを使うことでパラベンを使わずともよくなりました。また、殺菌作用や抗菌作用もあるので、汗をかいても常在菌が繁殖しにくくなります。
『オドジェルミン』『オドジェルミンNEO』がローションタイプに対して、まるき薬局がその次に出した『オドレミスト』はスプレータイプです。勘がいい方なら「あれ?『オドジェルミンNEO』には、スプレータイプみたいに吸い込まないメリットがあったのに、どうして吸い込むスプレータイプを開発したの?」と疑問に思うかもしれません。
まるき薬局が『オドレミスト』を発売する際にメディアに対して回答した返答は、「看護師さんや幅広い層の手汗や脇汗の臭いに対して、従来のものより手軽で、より良い商品を提供したいと考えた」「スプレータイプは手を汚さずに、均一に塗布できる」「ミストポンプを使用しているので、塩化アルミニウム液を吸い込まず安全」ということでした。
ベルダ オドレメート 100ml(液体タイプ・濃度不明)
・塩化アルミニウム(濃度不明)
・精製水
・グリセリン
・エタノール
・シメン-5-オール(イソプロピルメチルフェノール)
『ベルダオドレメート100ml』は、液体タイプ(※パッケージにはローションタイプの記載。でも実際に使うと、液体タイプに近い)・製造販売元が新日本製薬株式会社(トキワ薬局)・塩化アルミニウム液濃度不明・値段相場2,500円となります。成分は塩化アルミニウム・精製水・グリセリン・エタノール・シメン-5-オールとなります。
『エタノール』は『オドレミスト』にも使われていましたが、『テサラン』や『デトランスα』など制汗効果が高い制汗剤にも含まれていることがあります。エタノール(アルコール)を配合することで、皮膚への浸透スピードが段違いに早くなり、効率よく塩化アルミニウムが汗腺に角栓を作りやすくなります。
『シメン-5-オール』は石鹸のキレイキレイなどにも使われている、高い安全性と強力な殺菌作用を併せ持ちます。ワキガの臭いは、アポクリン腺からの栄養分を含んだ汗を脇の下の常在菌が分解する際の臭いですので、『シメン-5-オール』で殺菌することでワキガ臭を抑えることができます。
実は『ベルダオドレメート100ml』の塩化アルミニウム液濃度ですが不明です。なぜ不明かというと公式発表されていないからです。
■商品説明
制汗に良いとされる成分、塩化アルミニウムをパッチテスト、品質保持テストなどをクリアした最適濃度での配合比を実現!!
※オドレミンではございません。
※塩化アルミニウムが高濃度の場合、肌トラブル・成分の結晶化などを起こす可能性がございますので、高濃度であれば良いというものではございません。
また、製造に当たり、高品質、低価格でのご提供を目標に、ついに完成し販売が可能になりました。
この商品説明を見たら100人中80人くらいは「結局、塩化アルミニウム液濃度は?」と納得がいかないと感じるはずです。
もちろん「高濃度であれば良いわけではない」⇒これには納得しています。肌質や体質、病気の症状レベルによって、低濃度でも十分に制汗効果が得られる場合もあれば、13%濃度で副作用が出る場合、私のように13%濃度では不十分で、20%濃度の海外製を使わないと手汗を抑えられない場合もあります。
したがって、「最適な濃度」⇒生来の肌質や、手掌多汗症のレベル1~レベル3でも最適濃度は個人個人で違うので、トキワ薬局が主張する「最適な濃度」とは何を指しているのか私には理解できません。
というわけで、【検証】トキワ薬局に実際に電話(Tel:06-6647-2551)をして尋ねてみました。
私:「オドレメートの塩化アルミニウム液濃度っていくらに設定されていますか?」
受付:「皆さまにとって肌荒れを起こさないように濃度を調整しております」
私:「客観的な数値を教えてください。例えばオドレミンなら13%濃度ですね。比較をしたいのですが」
受付:「少々お待ちください・・・」
(10分位待たされる)
受付:「申し訳ございませんが、はっきりとお伝えすることはできません」
私:「どうしてでしょうか?営業妨害になりますか?特に不都合はないと思うのですが」
受付:「申し訳ございません」
(このやり取りの繰り返し)
そのため『オドレメート』の塩化アルミニウム液濃度が不明という結果になっています。担当してくれた受付の方が新人さんのような気がしたので、もしかしたら次電話して別の方が対応されたら、きちんとした濃度がわかるかもしれません。あるいは本当に教えられないのかもしれませんが…。
ちなみに、「※オドレミンではございません。」の記載からも、よく『オドレミン』と間違えられるのだとわかります。『オドレミン』が汗を止める制汗剤で有名(ブランディング力あり)なので、似たような名前をつけたいのはわかります。ですがそのせいで現状6種類もあり、消費者は混乱してしまう事態になっています。
『オド』がついても、メーカー、タイプ、成分、濃度なんかも異なる。いろいろ説明したけど、「オドレミンとは別物なんだ」とだけ理解しよう
濃度不明ってやばいですね
たぶんマニュアル対応だったんじゃない。それで「うわぁ、面倒くさい客だから、テキトーに断ろう」みたいな感じだったんじゃないかな(苦笑)
中間もくじ
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【結局どれ?】オドレミン・オドレミスト・オドジェルミンNEO・オドジェルミスト・オドレメートの手汗対策効果の違い
- 【どっち?】オドレミンとオドレミスト
- 【どっち?】オドレミンとオドジェルミンNEO
- 【どっち?】オドレミンとオドジェルミスト
- 【どっち?】オドレミンとオドレメート
- 「どっちがいい」と判断するのは、最後はその人本人の問題
1つ1つの制汗剤がどういうものか説明しましたが、結局どの制汗剤がどう違い、手汗対策効果が優れているのか知りたいと思います。基本となる『オドレミン』をベースに、違いを比較していきます。
【どっち?】オドレミンとオドレミストの手汗対策効果の違い
『オドレミン』と『オドレミスト』の手汗対策効果の違いを見ていきます。成分を見る限りは『エタノール』や『オウゴンエキス』の入った『オドレミスト』の方が手汗対策効果が優れており、また背中など素手だと届きにくい場所にも薬剤が届きます。
ただし『オドレミン』も十分に制汗力があるのと、手袋を用いた密封療法をする際などは液体タイプの方が扱いやすいといえます。したがって、どっちがいいと言うより、液体タイプの『オドレミン』とスプレータイプの『オドレミスト』を組み合わせて使用する方が、効率的に手汗対策効果を高めることに繋がります。
【どっち?】オドレミンとオドジェルミンNEOの手汗対策効果の違い
『オドレミン』と『オドジェルミンNEO』の手汗対策効果の違いを見ていきます。※『オドジェルミン』は濃度が異なるのと、どんどん使われなくなっているのでここでは省略します。
成分自体は『オドレミン』も『オドジェルミンNEO』もほとんど同じですので、あまり手汗対策効果に大差は出ません。液体タイプの液漏れがあるとか、一方でローションタイプは脇や手に伸びやすく塗り込みやすいとかそれくらいの違いです。
2015年3月に『オドジェルミンNEO』が販売開始されたので、昔(1959年頃~)からある『オドレミン』と比べても口コミの数、症状の改善例・副作用の発症例などが圧倒的に少ないです。口コミの数を考慮せずにどっちがいいかと言われると、濃度も成分もほぼ同じなので、正直好みの問題です。
【どっち?】オドレミンとオドジェルミストの手汗対策効果の違い
『オドレミン』と『オドジェルミスト』の手汗対策効果の違いを見ていきます。『オドジェルミスト』の成分には『アルギニン』や『ペンチレングリコール』が含まれるので、副作用や消臭効果が期待できます。とはいえ塩化アルミニウム液濃度は同じなので、手汗対策効果に大差が出ないと思います。
『オドレミン』と『オドレミスト』の比較と同じように、液体タイプの『オドレミン』とスプレータイプの『オドジェルミスト』を組み合わせて使用する方が、効率的に手汗対策効果を高めることに繋がります。
【どっち?】オドレミンとオドレメートの手汗対策効果の違い
『オドレミン』と『オドレメート』の手汗対策効果の違いを見ていきます。『オドレミン』の成分に、『エタノール』や『シメン-5-オール』を加えたものが『オドレメート』となります。ただし、トキワ薬局が塩化アルミニウム液濃度を発表せず、曖昧な「最適な濃度にしています」という表現なので、濃度がわかりません。
仮に、敏感肌の方も含めてほとんどの方が肌荒れや炎症を起こさないように優先した場合、市販の制汗剤で考えると最適な塩化アルミニウム液濃度は『オドジェルミン』の6.5%程度になると推測されます。手汗がひどい体質の場合は、13%濃度の『オドレミン』と比べると半分になっているので、手汗対策効果は劣ります。
でも手汗がそこまでひどくなくて、6.5%濃度でも十分に手汗が止まることがあります。その場合は、より副作用が出る可能性が低い『オドレメート』の方が手汗対策効果としては優れていることになります。
つまり、情報が不足していて違いがわからない現状においては、『オドレミン』と『オドレメート』のどっちがいいのかを判断することは不可能です。
そもそも私は何でもかんでも物事を2極化することはあまり好きじゃないな
それってどうしてですか?
例えば私は納豆が好きだけど、別に誰かに「この納豆絶対良いから!」と無理に言わない。だって私が納豆好きでも、相手は別に納豆が好きじゃない、アレルギー体質かもしれない。良い悪い、適している適していない、おすすめおすすめじゃないって、その人本人が決めるべきことだと思うんだ
手汗に効かない?正しいオドレミンの使い方で手汗を抑える
「オドレミンが手汗に効かない!」と悩む方がいますが、もしかしたら間違った塗り方をしていたり、角栓の形成とターンオーバーを考慮していない間違った使い方をしている可能性があります。『オドレミン』やその他塩化アルミニウム液などは正しい塗り方、正しい使い方で最大限の手汗対策効果を発揮するので、効かないなら一度見直しましょう。
まとめ
今回は「オドレミン・オドレミスト・オドジェルミン・オドジェルミンNEO・オドジェルミストオドレメートの違い」についてお伝えしてきました。
- 商品名に『オド』がつく制汗剤は6種類あり、すべて別物
- 種類1:オドレミン(液体タイプ・濃度13%)
- 種類2:オドレミスト(スプレータイプ・濃度13%)
- 種類3:オドジェルミン(ローションタイプ・濃度6.5%)
- 種類4:オドジェルミンNEO(ローションタイプ・濃度13%)
- 種類5:オドジェルミスト(スプレータイプ・濃度13%)
- 種類6:ベルダ オドレメート(液体タイプ・濃度不明)
- オドレミンは1959年から始まった実績とブランド力がある⇒『オド』の名前が似ている原因
- オドレメートの塩化アルミニウム液濃度については不明
- 「どっちの制汗剤がいいのか」⇒異なるタイプの制汗剤を組み合わせると効率的※2極化しない柔軟さ
- 「どっちの制汗剤がいいのか」⇒十分な情報があって初めて判断できる ※不確かなものは要確認する
- 「どっちの制汗剤がいいのか」⇒相手から情報をもらっても、最後に決めるのはあなた自身
- 正しい塗り方と正しい使い方で効果的な手汗対策を行う
手汗を止めるための『オドレミン』を探すと『オドジェルミン』など名前が酷似している商品があり、どっちがいいか違いがわからないと思います。制汗剤ごとの違いを的確に理解するには、大前提に塩化アルミニウム液が汗を止めるメカニズムを理解します。その上で『オウゴンエキス』や『シメン-5-オール』などを分析しないと、全部同じ制汗剤に見えてしまいます。
とはいえ、どうしてこの物質を使っているのか、どういう意図で制汗剤に混ぜ合わせているのかは専門知識がないと推測も難しいと思います。そこで、まずは近くの薬局の薬剤師さんなどわかっている方に質問すると手っ取り早いと思います。そうしないと、最悪根拠がないネット情報に踊らされて、よくわからない変な商品を購入して後悔するかもしれません。
『オドレミン』や『オドレミスト』や『オドジェルミン』はそれぞれ全く異なる制汗剤ですが、共通して塩化アルミニウム液で手汗や脇汗を抑えることが目的です。しかし、いくら制汗剤を使っていてもあなたが間違った方法で使い続けていては、手汗に効かなくてもそれは当たり前の結果です。何事も基本を正しく守りつつ、より効果を高める方法を継続しましょう。
いろいろな治療方法を“まずは実際に試す”ことから多汗症治療は始まります。はっきり言いますが、“悩むだけで、今何も行動しない”なら、“今後も今と同じくずっと手汗に悩まされ続ける”だけです。“まずは行動をする”ことが、あなたの手汗を治療することに繋がります。
下記はオドレミンや塩化アルミニウム液よりも副作用が出にくい制汗剤の『テサランを実際に購入して3ヶ月間使ってみた感想』についての記事です
“今手汗で本気で悩んでいて”、“今すぐ手汗対策をしたい”方は必ずご覧ください。