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手掌多汗症とETS手術の感想。後遺症が残るが後悔なし


私は介護福祉士の専門学校に通う22歳の学生です。小さい頃から祖父のお見舞いによく病院に行っていて、よく祖父が介護されているのを見て育ちました。当初は、お母さんから「おじいちゃんとお話してあげて。喜ぶから。」と言われて話しかけることだけでしたが、少しずつ実際に着替えやトイレなどもお手伝いするようになりました。

そうするうちに「将来困っている人のお手伝いをしたい」という思いから、今は専門学校で日々学んでいます。汗の悩みですが、私は手の汗をひどくかきます。程度で言えば紙ものを触れば湿ります。小中学、それと高校とも配られるプリントであったり、試験期間中はテスト用紙が濡れてしまいます。

模試を受けに外部に受けに行ったときでは、緊張もあったせいかマークシートが鉛筆で塗りつぶせないハプニングがあり、試験監督の人を呼んでマークシートを交換してもらったことがあります。私の体験談ですが、手の平の汗に関するものになります。どう悩んだか、どう対策したか、どんな結果だったのかお伝えしていきます。手の平の汗や汗の悩みでお悩みの方は参考にして下さい。

手の平の汗を止めたいと思い試行錯誤しました。手汗が原因でカンニングしたと疑われました。

最初に試したものは、お母さんが飲んでいた漢方薬からでした。お母さんは顔によく汗をかきます。薬の名前は忘れてしまいましたが、メーカーはツムラの漢方薬です。試した理由ですが、小さい頃はお金がなかったですし知識も乏しかったので、家にあるお金のかからないものを使ったという理由です。

ただし、私はあまり効果の実感がなく、気持ち程度のつもりで飲んでいました。ただお母さんは効いているようで、人によって違いがあるようです。その後、手汗を止めるツボがあると聞き試しました。合谷というツボで、場所は親指と人差し指の間くらいのツボになります。

これを一日何回も継続して行うと効果があるとのことで、私の場合は毎朝とお昼ごろ、夕方と夜眠るときに日課として行っていました。劇的に効果があったかと言うと、実際は気持ち少しだけあったかと思います。ただ、こうして漢方薬や汗を止めるツボを試してはみましたが、手汗を気にしなくなったということはありませんでした。

冒頭でもお伝えしましたが、学校ではプリントが濡れてしまったり、あと介護のお手伝いをしているときもまずは手を拭いてから出ないと、祖父の服を汗で濡らしてしまうので清潔にしなきゃと気にしていました。

だから学校でも、家でも、病院でも、それに彼氏とデートをしているときでも、いつでも手汗を気にしていましたし、いつも汗を拭くハンカチを持ち歩いていました。一度拭いても、またすぐに手汗が出てくるので、まめにふかないといけないのですが、あまり拭きすぎると変に人目を引くのであまり人混みの中は好きではありません。

手汗が出てきて、自由に拭けないこともありました。いつも行っている学校の先生なら事情をわかってくれるのですが、模試の会場や専門学校の受験会場ではハンカチやティッシュを机の上に置くことは禁止されていたのを覚えています。おかげさまでマークシートも濡れましたし、試験中に制服で手汗を拭かないといいけなかったので、カンニングしていないかと疑われたことも何度かあります。

ETS手術との出会い。術後の手汗の改善と、副作用が現れました。

実のところ、漢方も効かない、手のツボを押しても根本的に手汗の改善につながらなかったという現実が、私の気持ちを暗くさせていました。本当にこのままだと私生活でも困りますし、「将来困っている人のお手伝いをしたい」という思いがあったのにその夢を諦めなければならないかもしれないと思いつめていました。

そんな落ち込んでいる私でしたが、同じく介護福祉士を目指す友達のグループがあり、そこで一人の友達からETS手術のことを教えてもらいました。簡単に言うとETS手術とは、手の汗を止めてしまう手術のことです。胸辺りにある交感神経を物理的に切断してしまって、発汗自体をなくしてしまいます。

この手術のことを聞いたとき、ものすごく興味を持ちました。お母さんに相談して、近くの大学病院に連れて行ってもらい、きちんとした説明を受けました。それまでは早く手術を受けたい思いしかありませんでしたが、ETS手術にはメリットとデメリットがあるということです。

手汗を止めるETS手術のメリットとデメリットがあります。

メリットですが、もちろん私の一番の悩みである手の汗を止めることができることです。これまで漢方やツボでは、あくまでも発汗をおさる可能性があるので、やっていたのですが、ETS手術は交感神経を切除してしまいます。なので、物理的に汗をかくことをなくします。

デメリットは、副作用があることです。ETS手術は、本来手の汗が出る神経を切ってしまうので、他の体の部位から汗をかいてしまうことになります。このことを代償性発汗というそうです。

ここまで病院で説明を受けて、私は怖くなりました。その日は決断できず、一度自分の気持を確認したかったので、家に戻りお母さんとお父さんと、それにETS手術のこと紹介してくれた友達ともしっかりと話し合いました。

ETS手術を受ける覚悟を決めた理由をお伝えします。

怖かったです。副作用、むしろ後遺症というべきでしょうか。病院からは手の汗は止まるけど、神経を切ってしまうので、代償性発汗は今後ずっとついて回ると教えてもらったので、将来のことしっかりと考えました。

みんなと話し合って、最後に決断できたのは自分の夢があったからでした。「将来困っている人のお手伝いをしたい」、そのために頑張ってきた私がいて、でも手汗のことで夢を諦めようと苦しんでいた私がいました。

私は自分の夢を追いかけたい、そう決断して手術を受け入れました。意外にも全身麻酔をして、ずっと入院というわけではなく、すぐに手術は終わりその日中に家に帰ることはできました。もちろん定期的に病院に状態を見せに行くことにはなりましたが。

実際今は手汗はどうなったのかお伝えします。

手術をして、私の手汗の問題は見事に解決しました。あれだけ手の平から汗が出て、どれだけプライベートでも学校でも、デート中でも、介護のお手伝いをしていたときも、本当に悩みで仕方がなかったのに。漢方やツボを試してもダメだったのに。

ただし、代償性発汗の問題は起こってしまいました。実は手術後、お尻の汗が増えました。増えた量がびっくりするくらいで、気味が悪いほど汗が気づいたら出ています。正直ショックでした。

手の汗はおさまってもお尻から汗が増えてしまったのだと。それに予想外のことで困りました。手の汗がなくなったことで、これまで汗があったから不要だった手の保湿のケアが必要となりました。汗があったから保湿効果もありましたが、手汗をかかなくなったことで、保湿クリームを塗らないと、手が荒れてしまうことになります。

あれだけ嫌だった手汗も、実は意味があったのだと今更ながら痛感しました。でも、わかっていたことですし、手の汗がおさまったことで夢を追い続けることができるほうが私にとっての幸せだと考え直し、今の状態を受け入れることにしました。

手汗で悩んでいた私がみなさんにお伝えしたいことです。

みなさんはどんな汗で悩んでいますか。私は手汗でした。いろいろな方法を試しました。でも、いい方法が見つからず、自分のやりたいことを諦めようとしました。友達から偶然ETS手術のことを聞いて、手術するかどうか悩んで、なんのためにどう対策するか本気で考えました。

本気で考えたから、後遺症が残って大変ですが、心の整理がついています。だから私がお伝えしたいことは、ETS手術が良いという話ではなく、きちんと情報を集めて、自分に合った方法を見つけて、きちんと考えて取り組んで欲しいんです。こんな私ですが、少しでも汗で悩んでいる方々のためになれば、私も本当に嬉しいです。

    • 下記は手術より安全性の高い手汗用制汗剤の『テサランを実際に購入して3ヶ月間使ってみた感想』についての記事です

“今手汗で本気で悩んでいて”、“今すぐ手汗対策をしたい”方は必ずご覧ください。

テサランを実際に使ってみた感想はこちらをクリック▼

【口コミ】テサランを3ヶ月体験した感想!手汗レベル3に効果ある?

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プロフィール


はじめまして。当サイトを運営しているまっきーです。

(自称)多汗症コンサルタントとして150名以上のコンサルタント経験を持ちます。

10年以上にのぼる医学知識と検証をもとに、汗と臭いの悩みを解決する情報を発信していきます。

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