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ミョウバン水で赤ちゃんのあせも対策予防!ママができる安全な治し方


赤ちゃんを持つママは赤ちゃんのあせもやアトピーができるととても気になります。それにまだ授乳をしている時期だと免疫力も弱いですし、ステロイド剤のような強い治療薬はあまり使いたくありません。そこで今回は「自宅でママができる安全なあせもの治し方」についてお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。

あせもができる3つの原因・種類

まずあせも(汗疹)ができる原因について理解しておきましょう。あせもの原因・種類は3つあり、どれも汗腺の発汗機能異常によるものです。異常発汗が起こる場合は多汗症、気温、ホルモンバランス、生理、何らかの病気やウイルス、睡眠不足、ストレスなどなど、挙げれば切りがありません。

あせもの原因1/水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)

水晶様汗疹とは、汗腺からの汗が表皮より上の角質層でせき止められた場合に起こるあせもです。通常汗腺からの汗は、真皮、表皮、角質層と順番に流れ、皮膚上で蒸発することで体温を調節しています。

しかし、肌の乾燥など何らかの肌トラブルが原因で汗が角質層に蓄積してしまうことがあります。ただし、水晶様汗疹は誰でも起こりますし、特に赤ちゃんならごく一般的に見られるもので、薬を使わなくても肌を清潔にしておけば自然に治ります。

あせもの原因2/紅色汗疹(こうしょくかんしん)

紅色汗疹とは、汗腺からの汗が角質層より下の表皮内でせき止められた場合に起こるあせもです。まだ自制心が弱い赤ちゃんや子供はかゆいとすぐにかきむしってしまうので、皮膚が傷ついてさらなる炎症を招きます。そうすると、そこからウイルスやばい菌が侵入して感染症のとびひになる可能性もあります。

あせもの原因3/深在性汗疹(しんざいせいかんしん)

深在性汗疹とは、汗腺からの汗が表皮より下の真皮内でせき止められた場合に起こるあせもです。紅色汗疹がさらに悪化したあせもで、膿んだように白みがあり、かゆみがなくなります。真皮層程深くで汗がせき止められているので、あまりにひどい場合だと体温調節が難しくなり熱中症の危険度が増します。とはいえ、これは赤ちゃんではあまり見られないあせもですので安心してください。

  • あせもができる原因は汗腺の発汗機能トラブル
  • 赤ちゃんによくできるあせもは水晶様汗疹と紅色汗疹

あせもの基本的な対策と予防

注意するべき赤ちゃんのあせもは水晶様汗疹と紅色汗疹の2つです。基本的には赤ちゃんのあせもの対策と予防は、まずガーゼで拭いてあげるなど皮膚をなるべく清潔に保つことです。またおむつや衣類や枕は、吸水性だけでなく通気性と速乾性も優れたものを使用しましょう。

そして、あまり皮膚の皮脂を石けんで洗いすぎないようにしてください。というのも、皮脂は肌を保湿をしたり、弱酸性にして外部からの刺激やウイルスから身を守る役割があるからです。その他にはエアコンで室内温度を26~27℃くらいに維持するなど周りの環境を整えたり、成分が強すぎないあせも治療薬を使うなども意識しましょう。

成分が強すぎないあせも治療薬はミョウバン水


皮膚科に行けば先生からはステロイド剤を処方されることが多いと思います。しかしステロイド剤は成分が強いので、成分が弱めの治療薬でもあせもが治るのか試しましょう。その方が赤ちゃんの肌のためになりますし、家計的にも優しく済みます。

ミョウバン水はミョウバンという硫酸塩が溶けた水溶液のことで、その効果は食品加工・除菌・殺菌・消臭・防臭・デオドラントなど幅広くあります。性質は酸性や弱酸性を示すので肌の弱酸性との相性もバッチリです。ミョウバン自体はナスの漬物やウニの型崩れ防止などの食品加工にも使われますし、温泉に使われることもありステロイド剤より比較的安全です。

このミョウバン水を肌に塗ると主に2つの効果であせもの予防と治療が行なえます。一つは、酸性(弱酸性)なので皮膚上の細菌を殺菌できます。もう一つは、デオドラント効果で体温調節以外の余分な汗を抑制できて、皮膚上の細菌の増殖を抑えることができます。

この効果はミョウバン水が肌に残っている限りはずっと続いてくれるので一日に一回程度で十分な効果を期待できます。ちなみに、防臭効果もあるため衣類のよだれの臭いや布おむつのおしっこの臭いなども軽減できるので、臭いで悩むママはぜひお試しください。

  • 注意するべき赤ちゃんのあせもは水晶様汗疹と紅色汗疹
  • 対策予防1/皮膚をなるべく清潔に保つ
  • 対策予防2/衣類などの吸水性・通気性・速乾性意識
  • 対策予防3/皮脂の落としすぎは注意
  • 対策予防4/育児環境を整える
  • ミョウバン水は安全性が高く赤ちゃんに使用できる
  • ミョウバン水によって皮膚の細菌の殺菌効果とデオドラント効果あり

1時間でミョウバン水原液を作る方法


ミョウバン水を欲しいと思った方はご自身で作れます。通常の方法だと1日程時間がかかりますが、1時間でミョウバン水原液を作る方法の概要をお伝えします。

  • スーパーの乾物コーナーで焼ミョウバンを入手する
  • ミョウバンの30倍のお湯を用意する
  • 効果を高めるためのハッカ油も用意する
  • 500mlのペットボトルに全部投入する
  • すべてを振り混ぜて1時間もすれば原液が完成する

日本のスーパーなら小さな地方のスーパーでもほとんどの場合見つかります。写真も私が利用しているスーパーの乾物コーナーに置いていたものです。一番早い方法は店員さんに「ミョウバンはありますか?」とか「煮物やナスの漬物したいので乾物コーナーはどこですか?」みたいに聞けば案内してくれます。

まずは気軽に探してみましょう。ミョウバン水原液は焼ミョウバンを30倍にして作るのがオーソドックスなので、焼ミョウバン35gなら原液は1050mlできることになります。といっても保存期間があるので、私の場合は原液300mlになるように作成しています。

ミョウバン水の正しい3つの使い方

ミョウバン水原液が完成したらさっそく使っていきましょう。下記にミョウバン水の正しい3つの使い方を記載します。

使い方1/あせもの患部に直接噴射する

まず必要な原液の分を計量し、水道水で10倍以上に薄めてスプレータイプのボトルに入れましょう。あとは赤ちゃんのあせもやアトピーができている箇所をきれいにして、薄めたミョウバン水を直接噴射しましょう。

ただ目元に塗る場合は、ミョウバン水が目に入らないようにガーゼに染み込ませて塗るようにしてください。もしミョウバン水が目に入ってしまった場合は水で洗い流して、すぐに病院で診てもらってください。

使い方2/ミョウバン水風呂を作り入浴する

赤ちゃんと一緒に入浴するママは多いと思いますが、ミョウバン水風呂はあせもに有効ですし、残り湯で洗濯もできるので一度お試しください。ご自宅によって湯船の大きさが異なるので一概にはいえませんが、ミョウバン水原液のまま40ml~80mlくらいを湯船に入れてください。

原液150mlなど分量を守らずに入れすぎると、湯船の底がキュッキュッってなったり、湯船のコーティングが剥がれたり金属が傷つくことがあります。また、濃度が濃すぎるとあせもを治すどころか炎症を起こして悪化することもありますので、やり過ぎには注意しましょう。

例えば私の湯船は大人一人くらいの大きさなので、いつもは50mlくらい入れています。とはいえ、私はめんどくさがり屋なので一々計量カップは使っていません。ペットボトルのキャップの大きさが7.5ml入るので、いつもキャップ6,7杯分を入れるようにしています。

使い方3/衣類の洗濯に使う

赤ちゃんが着る衣類もしっかりと雑菌や汚れを落としてあげることが重要です。ミョウバン水は洗濯にも使える優れものですので、すすぎのタイミングで投入して、殺菌効果と防臭効果を狙っていきましょう。

  • ミョウバン水原液のまま使う方法と10倍に薄めて使う方法がある
  • 殺菌効果があるため患部に直接噴射したり、入浴に混ぜると効果的
  • 入浴に入れるミョウバン水原液はペットボトルキャップ6,7杯分が妥当
  • 衣類に使うと殺菌効果と防臭効果がある

ミョウバン水の6つの間違い

正しい使い方の一方でミョウバン水の使い方を間違う方もいます。下記にミョウバン水の6つの間違いを記載します。

間違い1/分量を守らない

ミョウバン水原液を作るときにも説明しましたが、焼ミョウバンを30倍にして作るようにしてください。ここで40倍だとか50倍とかにしてしまうと、薄めて使う場合も原液のまま使用する場合も、後々の調節が狂います。

間違い2/原液濃度で使用

ミョウバン水原液のまま使用してもいいかどうか悩む方がいますが、皮膚に直接塗るのでやめておきましょう。特に赤ちゃんの敏感肌に原液のまま使用すると高確率で肌荒れや炎症を起こすので、ご自身の赤ちゃんが本当に大切なら、必ず薄めてから使いましょう。

間違い3/購入した焼ミョウバンの粉結晶のまま使用

初心者に多いミスですが、買ってきた焼ミョウバンをそのまま粉結晶のまま使ってしまうことです。焼ミョウバンの性質上水道水や温度の低い溶液にはほとんど溶けません。また酸性の性質を示すのは水溶液の状態になっている時ですので、粉結晶のまま使用してもほとんど意味がありません。

さらに、圧倒的に濃度が高くなりすぎます。ミョウバン水原液の時点で30倍薄くなっていて、その状態で入浴に使えるのはキャップ6,7杯分(50ml)です。したがって、焼ミョウバンの粉結晶だと、キャップ6,7杯で原液1500ml入れていることと同義です。

間違い4/パッチテストの事前確認をせず使用

ミョウバン自体は紀元前の古代ローマ時代から使われてきた物質で、食品や医療品などにも使われていて、もちろんステロイド剤よりも安全です。とはいえ、ミョウバンがどうしても赤ちゃんの肌に合わなくて肌荒れを起こしてしまう、あるいは含有する金属イオンでアレルギー反応が起きてしまうことも実際あります。

したがって、パッチテストを事前にしましょう。ほんの少しだけ赤ちゃんの肌に塗ってみて大丈夫かどうか試してください。それで赤ちゃんがすごくかゆそうにしたら、もう少し濃度を下げるか、あるいは肌に合わないと考えて、ミョウバン水の使用は控えましょう。私も初めてミョウバン水を使った時は腕に少しだけ付けて、赤くならないか確認してから使用を開始しました。

間違い5/保湿剤(ベビーローションやクリーム)を使用しない

たまに勘違いをしている方がいますが、ミョウバン水の成分には肌を保湿する効果はありません。肌を弱酸性に保つためには殺菌をするだけでなく、肌の保湿も十分に行っている必要があります。赤ちゃん用のベビーローションやベビークリームといった保湿剤を塗ってから、ミョウバン水を塗るようにしましょう。

間違い6/他の制汗剤も付ける

あまり赤ちゃんに強い制汗剤を付けているママはいないと思いますが、もし付けているなら併用はやめてミョウバン水だけにしましょう。赤ちゃんに与える刺激は最低限にとどめておきましょう。

  • 正確な分量でミョウバン水原液の濃度を調節する
  • ミョウバンは水溶液に溶かしてこそ効果がある
  • 母子ともに肌質のチェックを行う
  • ミョウバン水と保湿剤の併用を意識する
  • ミョウバン水と他の制汗剤の併用は控える

新米ママ体験談/授乳時の不安は乳房周辺に付着している制汗剤の粉

なるべく赤ちゃんの体内には化学物質を取り込ませないようにしましょう。私はワキガなので毎日脇にミョウバン水を付けていますが、他にも世の中には塩化アルミニウム液、制汗スプレーやクリームなど制汗剤はいろいろあります。ものによっては汗と混じると成分が固まって皮膚に付着したままになることもあります。

実際に一人の新米ママの友人から相談を受けていました。私の大学からの友人が今まさに授乳をしているのですが、彼女もワキガで制汗剤をずっと付けてきたそうですし、出産後もワキガが気になるので変わらず制汗剤を付けていたそうです。

ところが、何度目かの授乳を経験する中で、彼女は自身の乳房周辺に白っぽい粉が付着していたことに気がついて、それまで使っていた制汗剤の使用に不安や疑問を感じたそうです。

おそらく粉とは制汗剤の成分が固まったものだとは思いますが、彼女は授乳時にその成分を赤ちゃんが飲んでしまっていることに不安を感じていました。私は彼女から相談を受けて、まずは授乳する時は乳房周辺をキレイにしてからするように伝えました。また、今ワキガ用に使っている制汗剤をやめて、代わりに彼女と赤ちゃんの肌にミョウバン水が使えるか試してもらいました。

指示通りパッチテストを行っても大丈夫そうだったので、彼女にミョウバン水の作り方と使い方を教えて、今は彼女はミョウバン水に完全に切り替えています。それからは特に乳房にも粉は付いていないようですし、ミョウバン自体が比較的安全なので赤ちゃんにも優しく、彼女本人のワキガもしっかり対処できているので満足だそうです。

  • 制汗剤の中には成分が固まり肌に付着することがある
  • 乳房周辺に粉が付着した場合はキレイにしよう
  • 制汗剤もいいが、安全性を考えるならミョウバン水の成分は優しい
  • 新米ママがんばって

まとめ

今回は「自宅でママができる安全なあせもの治し方」についてお伝えしてきました。

  • あせもには3つの種類がある
  • ステロイド剤よりもミョウバン水の成分は比較的安全といえる
  • 薬以外のあせもの対策予防は4つある
  • ミョウバン水風呂はあせもに有効
  • 正しい使い方でないとむしろ悪化する可能性がある
  • 母子ともに悩みを解決する必要がある

大切な赤ちゃんですので、なるべくダメージを与えずにあせもは治してあげたいものです。そんな時に殺菌も消臭効果もあるミョウバン水は非常に便利なものとなります。しかし、誤った知識や使用方法でミョウバン水を扱うと、かえって赤ちゃんを傷つけたり、あせもを悪化させることになりかねないので注意しましょう。

またミョウバン水が誰にでも合うのかは試してからしかわかりません。ママには使えても、赤ちゃんにとっては毒になることもあります。しっかりと赤ちゃんのことを考えてあげつつ、ママ自身の汗の悩みも解決していきましょう。

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はじめまして。当サイトを運営しているまっきーです。

(自称)多汗症コンサルタントとして150名以上のコンサルタント経験を持ちます。

10年以上にのぼる医学知識と検証をもとに、汗と臭いの悩みを解決する情報を発信していきます。

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