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10倍ミョウバン水で犬の尿の消臭効果!ペットの臭いと皮膚病を防ぐ


家の中がペットの体臭がしたり、カーテンや畳、ソファーなどにおしっこの臭いが染み付いてしまって重曹でも臭いが取れない悩みはありませんか?実際に調べるとミョウバン水が臭い消しにとされる意見は多いです。

ただ一方で、皮膚病になるという意見もあり不安を感じさせます。そこで今回は「ミョウバン水でペット(犬や猫)の尿の消臭する方法」と「果たしてミョウバン水は皮膚病をもたらすのか」についてお伝えしていこうと思いますので、ぜひご覧ください。

バーベキューをした友人宅でミョウバン水の導入化成功

初めに管理人の直近の実体験をお話します。自宅に犬を一匹飼っている友人がいるのですが、7月中旬に私と知り合い数名で彼の自宅に追しかけ、昼間はバーベキューをしたり、夜は室内でお酒を飲みつつおしゃべりをしていました。

ただ、楽しい気持ちの一方で座っていたソファーから犬の臭いがしていて、どうも部屋全体に犬の臭いが染み付いていると感じました。それで彼に今どうやって消臭しているのか聞くと、黒いボトルのファブリーズを使っているということでしたが、それだと臭いが満足に落ちていないようでした。

その日は私も酔っていたのでそれ以上は何も言わなかったのですが、後日気になってしまいLINEで重曹の洗浄方法を教えました。彼も臭いに悩んでいたので、私の教えた通りに重曹を試してくれました。それで、多少は臭いがマシになったと報告がありました。

しかし場所によっては全然臭いが取れないということで、今度は私が普段使っているミョウバン水を持っていき試してみました。そうすると、翌日にはもう臭いが全然しなくなりました。その後、彼から私のミョウバン水が欲しいと言われたので、そのままプレゼントしました。今や彼もミョウバン水にドハマリしているようです。

ミョウバン水とは?

まだご存じない方もいると思いますので、ミョウバン水について説明します。ミョウバン水とは硫酸塩である焼ミョウバン(カリミョウバンなど)を水溶液に溶かし込んだもので、殺菌・消臭・除菌・防臭・デオドラント効果に優れた溶液です。

ミョウバン水自体は酸性の性質を示すため、アンモニア臭などアルカリ性質の汚れに対してもしっかりと中和効果があります。ミョウバン自体はものすごく身近にある物質で、例えばナスの漬物やウニの型崩れ防止や煮物などの食べ物に使われたり、医療現場では止血剤として使われたりとすごく役に立つものです。

私もミョウバン水を自宅で自作して、洗濯のすすぎに入れていたり、毎日のワキガ対策や制汗剤としても使っているヘビーユーザーです。

汚れの性質と水素イオン指数(pH)


みなさんは汚れの性質をちゃんと理解していますか?しっかりと汚れを落として臭いを取るために、まずは溶液の性質である水素イオン指数(pH)を理解しましょう。

酸性(pH0~pH6)・中性(pH6~pH8)・アルカリ性(pH8~pH14)で、酸性はアルカリ性の汚れに強くなります。中性はどちらの汚れにも強いし、肌にも優しいので食器用洗剤に使われています。アルカリ性を示すものは酸性の汚れに強くなります。

先ほどミョウバン水は酸性の性質を示すと説明しましたが、ミョウバン水が強い汚れはアルカリ性になります。では重曹はというとアルカリ性ですので、ミョウバン水とは逆に酸性の汚れに強いことになります。

これを踏まえて、重曹を使用しても汚れや臭いが落ちない場合を考えると、酸性のクエン酸やミョウバン水を使えば汚れが取れる可能性が考えられます。というわけで、いつまでも汚れや臭いが落ちない時は間違った方法を取っていると考えて、適切な方法に切り替えるほうが懸命です。

  • ミョウバン水とは硫酸塩が溶け込んだ溶液である
  • 酸性はアルカリ性に強く、アルカリ性は酸性に強く、中性はどちらにも強い
  • 溶液の性質を水素イオン指数(pH)という
  • 重曹で汚れや臭いが落ちない場合は酸性のミョウバン水やクエン酸を使えば落ちやすい
  • いつまでも汚れが落ちない場合はやり方を見直そう

おしっこは酸性にもアルカリ性にもなる?尿路結石症とは?


みなさんは人間やペットのおしっこの性質が酸性なのかアルカリ性なのかご存知でしょうか?答えは「おしっこは酸性でもあり、アルカリ性でもある」です。

実は私たち人間の尿も同じく水素イオン指数が酸性寄りの場合もあれば、アルカリ性寄りの場合もあります。腎臓や肝臓不全でない健康な体でも、pH3(酸性)~pH9(アルカリ性)の間を行ったり来たりします。下記にpH変化原因を5つ記載します。

pH変化原因1/食事(胃液増加による尿濃度低下)

食べ物を食べると食道を通って胃に行きます。胃は消化液として胃酸を出しますが、胃酸に回った分が尿中の酸性を薄めることになり、アルカリ性が強まります。したがって、消化活動中は尿がアルカリ性になりやすくなります。

pH変化原因2/食事(動物性タンパク質と植物性タンパク質)

タンパク質の種類によっても尿のpHは変化します。したがって、動物性タンパク質摂取後は尿が酸性になりやすく、植物性タンパク質摂取後は尿がアルカリ性になりやすくなります。

pH変化原因3/運動後の乳酸増加

かわいいペットとたくさん遊んであげるのは楽しいです。私個人はペットを飼っていませんが、たまに友人の犬と遊ぶ時間が大好きでこの前のバーベキューではフリスビーで遊んで汗だくでした。こうやって体を動かすと血液中の乳酸濃度が高まります。したがって、たくさん運動した後は尿が酸性になりやすくなります。

pH変化原因4/睡眠による呼吸速度低下『呼吸性アシドーシス』

みなさんは睡眠を取ると呼吸が激しくなりますか?もしくは静かになりますか?通常私たちが睡眠を取ると呼吸速度が低下して、全身の血液中の二酸化炭素濃度が高くなります。これを『呼吸性アシドーシス』といい、尿も酸性が強くなります。したがって、睡眠中から起きた直後までは尿が酸性になりやすくなります。

pH変化原因5/尿路結石症(シュウ酸カルシウム結石・ストラバイト結晶)

ペットを飼っている方は常に意識していると思いますが、尿道に石ができてしまう症状のことを『尿路結石症』といいます。また酸性状態でできている石をシュウ酸カルシウム結石、アルカリ性状態でできている石をストラバイト結晶といいます。

ここでは病気の原因と治療方法は省きますが、これらができている状態は酸性もしくはアルカリ性の尿になっています。上記5つ以外にもpH変化原因は存在しますが、重要なことは「尿=酸性」と決めつけず、しっかりとどの性質の尿なのか判別して臭いと汚れ対策をすることです。

  • 尿は酸性にもアルカリ性にもなる
  • 健康な時でも食事・運動・睡眠などでpH変化が起こっている
  • 尿路結石症になっていれば酸性かアルカリ性のどちらかである
  • 「尿=酸性」と決めつけず、尿の性質ごとに適切な臭い対策をする

10倍ミョウバン水でペットの臭いを消臭する方法

ミョウバン水で消臭効果の強いのはアルカリ性の尿ですので、すべての犬や猫の尿に劇的に効果があるわけではありません。とはいえ、重曹でダメならミョウバン水を試すことは間違いではありません。下記にミョウバン水での尿の消臭方法をまとめます。

  • 臭いを取りたい箇所の目につく汚れをなるべく落とす
  • 10倍に薄めたミョウバン水原液をスプレータイプの容器に入れる
  • 臭いを取りたいカーテンなどに噴射する
  • フローリングの場合は雑巾にミョウバン水を染み込ませて雑巾がけする

これだけでかなりの臭いが落ちます。ただ、これでも臭いが落ちない場合はの洗浄・洗濯方法があります。詳しく知りたい方はこのページを最後までご覧ください。

LD50とペットの皮膚病を防ぐ方法

ペットの臭いを消すために使うミョウバン水ですが、そもそもミョウバン自体は食品添加物として一般的に使われるものなので、ペットの餌にも含まれていることが多いです。ただそんな身近なミョウバンでも、濃度が濃過ぎたり、肌に合わず皮膚病やアレルギー反応を起こすペットも中にはいます。中には規定量超過のミョウバン摂取により死亡している報告も挙がっています。

犬と猫の『LD50(Lethal Dose 50%)/半数致死量』

人間も犬も猫もあらゆる生物には、ミョウバンの一日に摂取可能な量が決まっています。その規定量を極めて大幅に超えると病気になったり、最悪の場合は急性中毒で死亡することになります。このような物質の過剰摂取による死亡を『LD50(Lethal Dose 50%)/半数致死量』といいます。

半数というのは文字通り、2人中1人・2匹中1匹の50%の割合で死亡するということです。この規定量は長年のラッタの生体実験(人体実験の有無は知りません)によって発見され、徐々に犬や猫、人間など種族別に規定量が判明しています。

  • 物質の過剰摂取による半数の死亡を『LD50』という
  • 犬の一日のミョウバン摂取量:およそ0.04kg/kg
  • 猫の一日のミョウバン摂取量:およそ0.007kg/kg

【データ引用】内閣府食品安全委員会(2017年)
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/iken-kekka/kekka.data/pc1_tenkabutu_myouban_291101.pdf

例えば、仮にあなたが小型犬の柴犬を飼っていて、体重が10kgとします。この場合、摂取できる最大ミョウバン量は「0.04kg✕10kg=0.4kg=400g」です。

ただ、普通400gのミョウバンを餌で摂取することはまずありません。よくない例えですが、飼い主が柴犬の口を無理矢理食あけて、直接ミョウバンを食べさせるくらいでしか400gは摂取できない量です。したがって、過剰に心配せずに頭の隅にLD50を記憶しておきましょう。

ペットの皮膚病を防ぐ方法

まずはミョウバン自体がペットの肌質にとって合うのか、少し触れただけでもアレルギー反応をしてしまうのか確認をしましょう。私たち人間も起こる可能性があるので必ずパッチテストを行ってからにしましょう。

またミョウバン水は原液のまま使用せずに、しっかりと10倍に薄めたものでカーテンなどに噴射するようにしましょう。ペットがなめるような場所に原液をかけてしまうと、高濃度のミョウバンがペットの体内に入ることになりますのでご注意ください。

そしてペットが餌だと思って食べないように、絶対に手が届かない場所に保管するようにしましょう。私の同僚に好奇心旺盛な猫を飼っている女性がいるのですが、高い場所でも平気で登るので鍵をかけられる箱にミョウバンをしまっているそうです。もしミョウバン水を使い始めてからペットの様子がおかしいと思ったら、すぐに近くの動物病院で診察させましょう。

  • ミョウバンの過剰摂取による死亡の可能性あり
  • ペットの皮膚病予防のためにもミョウバン水濃度は薄めて使う
  • ペットが誤ってミョウバンをなめたり食べないようにミョウバンの管理は厳重に行う
  • 何か異変を感じたらすぐに動物病院に相談に行こう

管理人のミョウバン水の作り方

ミョウバン水の作り方は簡単で、スーパーの乾物売り場などで焼ミョウバンを購入してください。その後はお湯に溶かしてハッカ油を混ぜれば原液の完成です。あとは原液を薄めて使いましょう。

まとめ

今回は「ミョウバン水でペット(犬や猫)の尿の消臭する方法」と「果たしてミョウバン水は皮膚病をもたらすのか」についてお伝えしてきました。

  • ミョウバン水は殺菌・消臭・除菌・防臭・デオドラント効果に優れた溶液
  • 汚れの性質によって酸性、中性、アルカリ性を使い分ける必要がある
  • 尿の性質は酸性にもアルカリ性にもなる
  • 10倍に薄めたミョウバン水をスプレータイプで噴射する
  • ミョウバンの過剰摂取はLD50のおそれあり
  • ペットの肌にミョウバンが適さないことで皮膚病になるおそれあり
  • 事前にパッチテストを行うことや厳重な管理が必要

なぜ臭いや汚れが落ちないのか原因をしっかり考えましょう。繰り返しになりますが、重曹はアルカリ性であり、ミョウバン水は酸性ですので、それぞれに汚れの落ちやすさに得手不得手があります。

なぜ重曹やミョウバン水がいいのかと原理を追求することで、これまで解決できなかった臭いや問題を効率よく正解へ導くことができます。とはいえ、何でも合う合わないがあるので、ペットの肌にミョウバン水が少しでも合わないようでしたら使用をやめて別の方法を検討しましょう。

    • 下記は子供や妊娠中の女性の敏感肌でも使える制汗剤の『テサランを実際に購入して3ヶ月間使ってみた感想』についての記事です

“今手汗で本気で悩んでいて”、“今すぐ手汗対策をしたい”方は必ずご覧ください。

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はじめまして。当サイトを運営しているまっきーです。

(自称)多汗症コンサルタントとして150名以上のコンサルタント経験を持ちます。

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