- 投稿日
- 2018年8月2日
- 更新日
対人恐怖症で電車マスク。『ヘルプマーク』を付けても憂うつ
こんにちは。私は30代の専業主婦です。非常に深刻な問題を抱えていまして、昔あることがきっかけで発症した「対人恐怖症」と「視線恐怖症」です。これらの症状のために私はごく一部の方々とだけしかうまくコミュニケーションもできませんし、とにかく人前に立つと発汗もしますし、発狂しそうになります。
【画像引用】東京都福祉保健局
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/index.html
対人恐怖症で夏でも電車マスク
本当は電車で移動はしたくありませんが、タクシーは余分にお金がかかりますので、カウンセラーの先生のところまでどうしても電車で行くことになります。予約している時間にも異なりますが、電車に乗る時間帯はだいたいお昼頃が多い気がします。
もしこれが朝の時間帯ですと絶対に電車に乗ることは怖くてできません。お昼頃ですと会社員の方は少ないので我慢すれば電車に乗ることができます。とはいえ、どうしても人の視線は気になってしまいますので、気持ちを和らげるために常時マスクを付けています。もちろん今の夏の時期も付けますのでマスクの中は暑くて蒸れてしまいますが、それでも安心します。
それと、決して座席には座る気はありません。両隣に人がいるだけで気持ち悪くなります。隣の学生さんが携帯で文字を打っていますがそのような仕草が目に入るだけで、すごく気になってしまうからです。私のパーソナルスペースが狭いともいえますが、こればかりは我慢できません。
見ず知らずの方に後ろに立たれるのが怖い
お昼頃といっても場合によっては人が混んでいます。いつもはなるべく人が少ない場所へ移動しますが、混んでいますと私の背後やすぐ近くに見ず知らずの方がいます。本当に気持ち悪く怖いのです。
一人で乗車された方でしたら辛うじて耐えることはできますが、学生さんの集団やうるさい女性の集まりですと、平気で電車の中で耳障りな声の大きさでしゃべっています。私の気持ちがわかりますか?後ろに立たれるだけで限界なのです。私の後ろで大きな声でしゃべられると、本当に神経が逆なでされます。
『ヘルプマーク』をバッグに付けても憂うつ
今年の初め頃に『ヘルプマーク』があると同じ境遇の友人から聞きました。ヘルプマークを付けていると悩みや障害があるというメッセージになるからです。ヘルプマークを付ければこれで周りの方も気づかって下さるとほっとしました。
しかしヘルプマークを付けても周りの方の態度は何も変わりませんでした。繰り返しです、また電車の中で私の後ろに学生さんの集団がうるさくしゃべっていました。私は彼らにヘルプマーク見せて口元に人差し指を立てて静かにしてほしいとアピールしました。
でも、彼らは一瞬私とヘルプマークを見ましたが、何もなかったかのようにそのまましゃべり続けたのです。私がヘルプマークを友人から聞いたのは今年の初め頃でした。その友人も同じように対人恐怖症や視線恐怖症で悩んでいるので詳しかっただけなのでしょう。
一般の方はまだヘルプマークを知らないのだと思います。私たちの助けになるこういった情報はどうしてこんなにも広まるのが遅いのでしょうか?もっとマスコミも私たちの助けとなる情報を取り上げてください。