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9ヶ月目赤ちゃんの水分補給!麦茶を飲ませるタイミングや上げる頻度


この記事は生後9ヶ月目前後の赤ちゃんを持つママに有益な情報をお伝えできればと思い記載しています。生後すぐの赤ちゃんは母乳を素直に飲んでくれる場合が非常に多いため、赤ちゃんが母乳、もしくはミルクを飲んでくれない悩みを抱えるママはあまりいません。ところが、赤ちゃんがだいたい生後9ヶ月前後に突入すると、赤ちゃんのミルク離れが起こりやすくなってきます。

よく「夏場で赤ちゃんに水分補給をしないといけないのですが、ミルクを飲んでくれないです。このままだと脱水が酷くて熱中症になってしまうのではと不安です。」という経験は身に覚えがありませんか?

もしくは、まだ卒乳状態ではない赤ちゃんをお持ちのママでも、産婦人科の先生の勉強会で必ず聞いたことがあるはずです。今回は、「生後9ヶ月前後の赤ちゃんを持つママがどうやって赤ちゃんに水分補給をすればいいのか」についてお伝えしていきますので、赤ちゃんのためにも、ぜひご覧ください。

体内の構成要素の概要


当たり前ですが、水分補給をする理由は、体の中の水分が足りなくなり補う必要があるからです。そこで、まずは人間の体内の構成要素から理解していきましょう。よく「水分がおよそ60%、タンパク質がおよそ18%、脂肪がおよそ16%、無機質(ミネラル)等がおよそ6%」と聞いたことはありませんか?これは学校教育の中で必ず教えられる知識となります。

ただ、この場合の「人間」とはあくまでも平均的な概要を示した意味です。例えば胎児と大人の違い、男性と女性の違い、同じ男性でも年齢の違いなどで体内の水分構成は全く異なってきます。もう少し詳しく分けると「お腹の中の胎児だとおよそ90%、新生児から幼児まではおよそ70%、成人男性でおよそ60%、成人女性でおよそ55%、老人でおよそ50%」となります。

重要なことは、人間の体にとって水分はかかせないものであり、およそ20%前後水分が失われると命を失います。生後9ヶ月目前後の赤ちゃんだと、およそ体の70%が水分のため、どれだけ水分補給が大切なのか理解できましたでしょうか。水分の役割などについては下記のコラムをご参照ください。

生命体の主成分は60%の水環境。体内の構成要素と体温調節機能

生後9ヶ月目前後はミルクを飲まなくなる?免疫グロブリンとは?

そもそも赤ちゃんが自然に母乳を飲まなくなるのはなぜでしょうか?細かいことをいえば多くの理由が挙げられますが、大きく分ければ2つの理由があります。一つは「離乳食を食べる量が増えて、母乳の飲む量が減った」からです。

生まれたばかりの赤ちゃんは免疫力が非常に弱いです。赤ちゃんの免疫機能を高める免疫物質には2種類あり、胎児期に胎盤から与えられる「免疫グロブリンG」と、生後の初乳に含まれる「免疫グロブリンA」になります。

免疫機能や消化機能もまだまだ弱いため、母乳やミルク以外のものを与えると体調を壊してしまいますが、成長するにつれて徐々に離乳食を食べるようになり、母乳を飲む割合と離乳食を食べる割合のバランスが逆転していきます。そして、生後9ヶ月前後が卒乳(ミルク離れ)のおよその目安となります。

もう一つは、「母乳の味が徐々に変わっていく」からです。女性の体は妊娠しているときと妊娠していないときでは大きく女性ホルモンのバランスが異なります。妊娠時と出産後のホルモンバランスはあまり違いはありませんが、数ヶ月経つくらいから徐々に妊娠前のホルモンバランスへ戻り始めます。

それに伴い、母乳の味が変化していきます。赤ちゃんもママの初乳の味に対して「おいしい」と感じていましたが、徐々にママの母乳の味が「まずい」と感じるようになり、母乳の飲む量が減っていくと考えられています。

つまり、赤ちゃんが母乳を必要としない体に成長するにつれて、一方でママの母乳の味が変化しているため、生後9ヶ月前後の赤ちゃんは卒乳する子が多いといわれます。もちろん成長の個人差もありますし、男の子の場合は母乳の味よりおっぱいを吸うことが好きで5歳までおっぱいから離れられない子などもいたりしますので、あくまでも生後9ヶ月前後は目安となります。

「免疫グロブリンG」・・・
ママの胎盤を通じて胎児に送られる免疫物質のこと。風邪、風疹、麻疹、水痘などのウイルス性感染症に対して効果がある。生後4~6ヶ月くらいすると体内から失われる。
「免疫グロブリンA」・・・
ママの母乳を通じて赤ちゃんに送られる免疫物質のこと。特に初乳に多く含まれる。消化管、気道、粘膜の局所免疫として効果がある。免疫グロブリンGが生後減少していくため、母乳、特に初乳を必ず与えて免疫グロブリンAを獲得させる必要がある。

ここで「じゃあ赤ちゃんが嫌がっても免疫グロブリンをずっと与えないといけませんか?」という疑問が出てくると思いますが、そうではありません。生後すぐの赤ちゃんには免疫機能が弱いため、過剰でも丁度いいほど守ってあげなければなりませんが、赤ちゃんの成長スピードはものすごく早いものです。

毎日赤ちゃんの体の中では、免疫機能を高めようと成長していますし、私たちも何度も何度もいろいろな病気にかかりながら免疫力を高めてきました。自然にかかる病気になるのは当たり前ですし、病気にかかることで強く成長していくことになります。

病気に負けないためにも、赤ちゃんが母乳をほしがるならば、ママはしっかりと与え続けてください。赤ちゃんが母乳をほしがらないようになれば、それは赤ちゃんの成長の証でもあるので、ママは無理やり飲ませることはしないでください。それでもご心配のママは産婦人科の先生にしつこいくらい相談しても大丈夫です。

水分補給時の見落としがちな注意点

ここまで水分補給が大切さと赤ちゃんの成長について見てきました。母乳には免疫機能を高める役割もありますが、栄養分や水分補給の役割もあります。そのため、生後9ヶ月前後までは、赤ちゃんには母乳やミルクだけ与えていれば何の問題もありません。

しかし、どのママも経験する母乳離れが起こるとそうもいってられなくなります。水分補給をさせなければ赤ちゃんは死にます。赤ちゃんが母乳離れを始めた際は、ベビー用品売り場に赤ちゃん用の麦茶も販売されているので、お店の人に相談してみることが大事です。

麦茶ではなく、白湯だけを飲ませるママもいますが、麦茶には体に必要なミネラルが豊富に含まれているためちゃんと麦茶も飲ませてあげてください。赤ちゃんも大人も人間が水分補給するタイミングは、体外に水分が失われたときです。

例えば、汗をかいたとき、お風呂に入ったとき、熱が出ているとき、排泄したとき、いっぱい泣いて涙が出たとき、外出した際、あるいは呼吸をするだけでも水分は失っていきます。また、その水分の中にはタンパク質やミネラル、鉄など様々な必要な物質も含まれているため、水分補給をする際は、必ず失われた水分とミネラルなどを補給するようにしてください。

赤ちゃんが麦茶を飲んでくれないときの必勝法


しかし、赤ちゃんによりますが、マグマグやコップにいれた麦茶を与えようとした時に、赤ちゃんが嫌がって飲んでくれない事態がしばしば起こります。この記事をお読みのあなたは考えてください。

Q.なぜ、多くの赤ちゃんはマグマグやコップにいれた麦茶を嫌がるのでしょうか?

嫌がる理由は非常に簡単で、「慣れ」の問題です。私たちもまだ一度も缶ビールを飲んだことがないとき、味もわからないビールを飲むことに対して興味と同時に躊躇した経験があると思います。ただし、缶に入っていることは不思議ではありませんでした。

理由は非常に簡単で、缶に対して「慣れ」ていたからです。缶ジュースを飲んだことが一度もない日本人はいないと思います。自動販売機が欄列するこの日本において、生来盲目の方を除いて缶を一度も見たことがない人はまずいません。缶が自分に対して危害をなすものだとは誰も考えません。

こうした日々の経験が「慣れ」を生みます。おむつも「慣れ」です。毎日おむつをはかせて、排出した時は取り替えるという経験を何度も繰り返すことで赤ちゃんもおむつに対して「慣れ」て、安心していきます。

これまで、母乳だけで育ってきた赤ちゃんの場合、ママのおっぱいに対しては安心と安堵で口にはさむことができますが、マグマグやコップあるいは色のついた麦茶という得体の知れないものに対しての「慣れ」は存在しません。したがって、赤ちゃんに「慣れ」させてあげてください。

慣れ」させる方法としては、麦茶を飲まなくても赤ちゃんの目に入るように日々心がけてください。例えば、毎日母乳を与えるタイミングで近くに麦茶を入れたコップを置いておく、離乳食やおやつを与える際に試しに口元まで持っていってあげる、排泄や寝起きなど赤ちゃんがのどが渇いているタイミングで試しに与えてみるなど、何度も何度もこういう経験をさせてあげて「慣れ」させることが重要です。

管理人の知り合いのママの赤ちゃんも最初は全く麦茶を飲まなかったのですが、2週間くらいかけて「慣れ」させることで麦茶を抵抗なく飲んでくれるようになったそうです。この記事を書くためにその時の心情をインタビューしましたが、彼女は「最初はホントに飲まなしどうしよと不安だったよ。でも初めて麦茶を飲んでくれた時はホントに嬉しかったよ。」とLINEメッセージが届いています。

もちろん個人差はあるので、2週間試しても飲まない赤ちゃんもいますが、辛抱強く継続させることで100%「慣れ」させることができます。そのため、まだ完全母乳の段階から、母乳を飲まないようになってきた場合をちゃんと想定して赤ちゃんを育てていきましょう。

まとめ

今回は生後9ヶ月前後の赤ちゃんを持つママが誰しも経験する水分補給の悩みについて、その原因と対策方法をお伝えしてきました。赤ちゃんの体の免疫機能をしっかり理解すると母乳を与える重要性を感じることができたと思います。

また、汗をかいたり排泄などをした際に、水分とミネラルなどが体外に排出されるため、水分補給時には失われた水分とミネラルなどの補給が大切ということもお伝えしてきました。ママの方は共感できると思いますが、「自分の赤ちゃんのためなら何だってやってあげる」気持ちが強い方が大勢いらっしゃいます。その気持ちは素晴らしいですが、焦ることはやめましょう。

ママの中には麦茶や白湯を飲まないとからといって、焦って無理やり赤ちゃんに飲ませる方もいます。私たちが缶ビールに対して躊躇しているときに、信頼していた両親から無理やり缶ビールを飲まされたらどう感じるでしょうか?シンプルに嫌です。

まだ話すことができない赤ちゃんも感情はありますので、ママは赤ちゃんからの信頼を裏切ることは絶対にしないでください。一度失った信頼は取り戻すことは本当に難しいので、大切な赤ちゃんならば、なおさら焦らず辛抱強く冷静に育ててください。思いやりのある水分補給を心がけましょう。

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はじめまして。当サイトを運営しているまっきーです。

(自称)多汗症コンサルタントとして150名以上のコンサルタント経験を持ちます。

10年以上にのぼる医学知識と検証をもとに、汗と臭いの悩みを解決する情報を発信していきます。

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