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生理前にベタベタ汗が止まらない?手汗・イライラ・臭いの原因と対策


「生理前に急に手汗と脇汗が増えて、しかもその汗が止まらないです。」「生理が近づくといつも汗が出るので不安で憂うつになります。」「生理になると顔がほてったり、生理痛が酷くて寝汗もひどくなります。」といった悩みを抱える女性は少なくありません。

むしろほぼすべての女性が経験したことがあり今後も続く悩みとなります。今回は、「男性には絶対に実感できない女性の生理前の発汗現象の原因と対策方法」についてお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。

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生理(月経)のメカニズム

まず、女性の生理(月経)はなぜ起こるのか理解しておきましょう。生理(月経)とは女性の体の成長段階で起こる、子宮からの生理的出血のことです。周期は、だいたい1ヶ月くらいの間隔で出血が起こります。個人間で差はありますが、一般的には4日~7日間ほど続きます。

女性の子宮が大人になるに連れて赤ちゃんを産めるように準備をします。その際に子宮内に赤ちゃんがいない場合、必要なものが体外に出され、また妊娠するまでそのサイクルが繰り返されます。

女性ホルモンのバランス(卵胞期と黄体期)


次に、生理を理解する上で重要な女性ホルモンについて理解しておきましょう。人体にはたくさんのホルモンがありますが、そのうちの特に女性の生殖腺に大きく関与している性ホルモンを女性ホルモンといいます。

女性ホルモンは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があります。この2種類のホルモンは一定のサイクルで分泌量が変わっていき、ホルモンの割合が変わります。

変化するホルモンバランスの関係で、生理や妊娠・出産といった体の状態や、精神状態にも影響を及ぼします。この2種類の女性ホルモンがどういう割合なのかで、卵胞期と黄体期と分かれます。卵胞期は、生理始め~排卵前までの時期です。

この時期はエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が比較的多くなります。エストロゲン(卵胞ホルモン)が多くなると、その影響で子宮内膜が厚くなっていきます。その後、排卵があり、卵子が排出されます。

黄体期は、排卵後~生理前までの時期です。この時期はプロゲステロンの分泌が比較的多くなります。排卵後の卵胞が黄体に変化して、その黄体からプロゲステロンが分泌されます。

プロゲステロンが多くなると、その影響で交感神経が活性化したり、子宮内膜はより厚くなり、妊娠に適した体の状態になっていきます。生理、卵胞期、排卵、黄体期のサイクルを定期的に繰り返す中で、2種類の女性ホルモンの割合が変化し(=ホルモンバランスが崩れ)ていきます。

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生理前の女性の体の変化(黄体期)と発汗量の増加

「生理前の女性の体の変化(黄体期)」・・・
プロゲステロン(黄体ホルモン)の増加によるホルモンバランスの崩れ。
・交感神経の活性化による発汗量の増加
・精神的不安定からくる緊張やストレス、肌荒れ
・妊娠に適した体になるため体温の上昇

結論から述べますと、生理前の急激な汗の増加の原因は女性ホルモンのバランスが崩れたことに起因します。生理前、つまり黄体期において増加する女性ホルモンはプロゲステロン(黄体ホルモン)です。先ほどプロゲステロンが増加した場合の体の変化についてお伝えしました。

プロゲステロンが増加すると、交感神経が活性化し、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが崩れます。この際、交感神経からは発汗物質であるアセチルコリンも大量に分泌されることで、脳が「体に汗をかけ!」と命令を出し続けることになります。

また、交感神経活性化することは、精神がとても不安定になり、「生理中の女性はイライラしている・イライラしやすい」状態になったり、精神とホルモンバランスの不安定さが肌荒れやニキビも引き起こします。さらに、妊娠しやすい体になるにつれ、女性の体温は平均0.5℃~1℃上昇します。
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更年期を迎えた女性も発汗量が増える!?


「更年期障害」をご存知でしょうか?「更年期障害」とは女性が更年期(50代前後)を迎えると閉経し、閉経に伴い女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量が減少して、自律神経が乱れてしまう症状のことです。主な症状として、動機、発汗、手足の冷え、肩こり、腰痛、肥満、むくみ、嘔吐などが挙げられ、日常生活に影響が出る重症の場合もあります。

人間の体はなるべくバランスを保とうとするため、エストロゲンの分泌量が減少すると、脳から「エストロゲンを増やせ!」と命令が出されます。そのため、自律神経が過剰に活性化してしまう事態となり、発汗の増加や精神的不安などを感じてしまいます。

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【生理時の汗対策】生理前の女性の発汗現象

繰り返しになりますが、生理前(黄体期)には、プロゲステロン(黄体ホルモン)が増加し、その影響で交感神経の活性化や精神的ストレスを感じたり、体温が上昇したりします。そのため、対策方法は原因と各症状に対して適切に行うことが重要です。

対策1/交感神経の安定化

これは最重要となります。そもそもプロゲステロン(多い)とエストロゲン(少ない)のバランスが崩れたのだから、エストロゲンを増やしてバランスを元に戻せば交感神経は安定化します。エストロゲンを増やす方法はいくつか存在し、その中で最も気軽にできるが漢方薬治療となります。

エストロゲンを増やす漢方薬としては加味逍遙散(かみしょうようさん)が有名です。漢方薬以外の治療方法としては、エストロゲンを直接体内に注射するHRT治療法が存在します。

対策2/食生活にイソフラボンを取り入れる(植物エストロゲン)


イソフラボンにエストロゲンの補充効果があることはご存知でしたでしょうか。なぜ、エストロゲンの補充効果があるのか説明しますと、イソフラボンの構成構造とエストロゲンの構成構造が似通っているため同じ効果が期待できるからです。

イソフラボンがエストロゲンの機能を働くことを医学的には「植物エストロゲン(フィトエストロゲン/Phytoestrogens)」と定めています。イソフラボンが含まれる食べ物は大豆、豆乳、味噌、豆腐、納豆や、ドリンクでは豆乳飲料が有名です。大豆アレルギー体質でないのであれば、気軽にイソフラボンは摂取できるので試してみてはいかがでしょうか。

対策3/ちゃんと入浴する

女性の場合、生理中は入浴を避けようとした経験はありませんか?もちろん生理中はホルモンバランスが崩れるだけでなく、経血やおりものなど様々なものが体の外に出てきます。

「入浴するとお湯に血が混ざるからシャワーで済ましてしまう。」「バスタオルに血がついてしまうから嫌だ。」「しんどいからいつもシャワーだけ。」など心当たりはありませんか?ただ、入浴しリラックスすることで交感神経の活性化状態を抑制する効果がありますので、入浴できる体調ならばちゃんと入浴してください。

対策4/生理中や妊娠中の敏感肌にも使える制汗剤の使用

あくまで一時的な対処方法ですが、制汗剤は他の対策方法よりも即効性と気軽さは期待できます。一度自律神経のバランスが崩れると、自然に安定化するまでには時間がかかりますので、発汗が激しい方は制汗剤の使用を検討してみてはいかがでしょうか。

ただし、生理中や敏感肌の女性は普段時よりもかなり敏感肌状態です。制汗剤にも配合成分や塩化アルミニウム液濃度などによっては、ひどい肌荒れや副作用を引き起こしやすいリスクがあります。

制汗剤は効果的ですが、生理中や妊娠中の女性の方は、なるべく肌に優しい制汗剤を使用するようにしましょう。

まとめ

今回は、「男性には絶対に実感できない女性の生理前の発汗現象の原因と対策方法」についてお伝えしてきました。女性の方は、女性の体で生まれたから逃れることのできない悩みとなります。あなたに妊娠する気がなくてもあなたの体は妊娠できる体を作ろうと頑張ります。自分の体なのに自分でコントロールすることが難しいのはとても大変なことです。

また、年齢を重ねると更年期に突入するため、更年期障害という問題にもぶつかっていきます。そのため、ただ苦しむのではなく、どうすれば崩れた女性ホルモンのバランスを安定化できるのか、どうすればコントロールが難しい自分の体をコントロールできるのか考えていきましょう。

生理時の汗対策は、どれか1つだけ取り組めばいい訳でもなく、総合的に問題解決に臨むべきです。例えば「毎日の食事に豆乳飲料を飲み、仕事で出かける時は制汗剤をつけて精神的なストレスから解放され、入浴は週に3回はしっかり行い、就寝時には漢方薬を飲む生活をする」と一度決めれば、途中でやめずに継続し続けていけば改善する可能性もあります。

いろいろな治療方法を“まずは実際に試す”ことから多汗症治療は始まります。はっきり言いますが、“悩むだけで、今何も行動しない”なら、“今後も今と同じくずっと汗に悩まされ続ける”だけです。“まずは行動をする”ことが、あなたの汗を治療することに繋がります。

    • 下記は子供や妊娠中の女性の敏感肌でも使える制汗剤の『テサランを実際に購入して3ヶ月間使ってみた感想』についての記事です

“今汗で本気で悩んでいて”、“今すぐ汗対策をしたい”方は必ずご覧ください。

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プロフィール


はじめまして。当サイトを運営しているまっきーです。

(自称)多汗症コンサルタントとして150名以上のコンサルタント経験を持ちます。

10年以上にのぼる医学知識と検証をもとに、汗と臭いの悩みを解決する情報を発信していきます。

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