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サラサラ汗のかきかた!ベタベタ・ドロドロ汗の臭いの違いや見分け方


「いつも出てくる汗がベタベタ汗していて気持ち悪いです。」「ヨガとか運動するとドロドロ汗はサラサラになると聞きますが本当ですか?」というような悩みや疑問をお持ちの方は多いと思います。

汗にも種類があり、健康を意識する場合はサラサラとした良い汗をなるべくかくようにしましょう。今回は、現代人あるあるのドロドロ汗の原因から、どうすれば健康的なサラサラ汗をかける体質になれるのかお伝えしていきますので、ぜひ、ご覧ください。

汗の役割と構成成分


まず人間が通常時にかく基本的な汗についてご説明します。上記の円グラフを見てください。人間の汗の構成成分は水分98.0%、塩分(塩化ナトリウム)0.6%、尿素0.1%、その他(ミネラルなど)1.3%になります。その他とは、尿酸、カルシウム、マグネシウム、カリウム、タンパク質、アミノ酸、乳酸、アンモニアなどです。

もともと血液(血漿)が水分やミネラルなどの成分を細胞に届けて循環させていましたが、循環中に汗腺で吸収しきれない分が皮膚上に現れたのが汗です。汗腺から出た汗の役割は、皮膚で蒸発することで体内の体温を調節する温度調節機能にあります。

厳密には、このとき汗腺から水分とともにミネラルなども一緒に出ますが、そのすべてが汗に含まれるわけではなく、余分に出たミネラルなどはなるべく汗腺から血液(血漿)中に再吸収されます。

そして、汗腺から出た水分と再吸収しきれなかったミネラルなどが含まれたものが汗となり、その汗が蒸発することで体温を下げています。

サラサラ汗(良い汗)とドロドロ汗(悪い汗)の特徴

一般的には上記のような汗の構成成分濃度ですが、さまざまな原因で汗腺機能がトラブルを起こしてしまい、ミネラルなどの再吸収する力が弱まることで汗の構成成分の濃度が変化します。

簡単なイメージだと、サラサラ汗が真水のように何も含まれておらず、ドロドロ汗が海水のように塩分やミネラルやその他さまざまなものが含まれている状態です。以下、サラサラ汗(良い汗)とドロドロ汗(悪い汗)の6つの特徴比較をしています。

特徴1/体内の温度調節機能

汗の役割は皮膚上で蒸発する時に熱を奪い、体温を下げることでした。サラサラ汗は蒸発しやすく、体内の温度調節機能に効率的な汗といえます。

一方でドロドロ汗の場合、長時間皮膚上にたまり続けるため、なかなか体温を下げることができず、次々と新しいドロドロ汗をかくことになります。汗をかいた量に対して、体温を下げる力が伴わないため、ドロドロ汗は非効率的な汗といえます。

特徴2/汗の構成成分

サラサラ汗にももちろん多少のアンモニアやミネラル、塩分なども含まれていますが、汗腺で一部再吸収されるため、ほとんど構成成分が水分となります。一方でドロドロ汗の場合、過剰に出ているアンモニアやミネラル、塩分なども含まれています。

特徴3/蒸発のスピード

サラサラ汗はほぼ水分のため蒸発するスピードが早く、小粒です。一方でドロドロ汗の場合、汗の構成成分に大量のアンモニアやミネラル、塩分などが含まれているため、蒸発するスピードが遅くなります。いつまで経っても汗が残り続け、最初にかいた汗が蒸発する前に次の汗をかいてしまい、汗同士が混ざり大粒の汗ができてしまいます。

特徴4/臭い

サラサラ汗はほぼ水分のため、あまり臭いません。もちろんサラサラ汗にも多少のアンモニアなども含まれているため、少しは臭いもありますが意識するほどの臭いではありません。

一方でドロドロ汗の場合、大量のアンモニアや有害なアンモニアなども含まれているため汗そのものが臭います。さらに、蒸発するスピードが遅いこともあり、汗の栄養分と水分が皮膚上の雑菌を繁殖させ、意識せざるを得ない臭いを放つことになります。

特徴5/肌触り

サラサラ汗はほぼ水分のため、汗そのものもサラサラしていますし、蒸発しても皮膚がベトベトすることもありません。一方でドロドロ汗の場合、汗そのものも蒸発後の皮膚もベトベトします。

例えば海水に触れたときベトベトしませんか?海水も大量の塩分などを含むため、その塩分などが皮膚についてしまったからです。同様にドロドロ汗に含まれる塩分やミネラルが皮膚につき、肌触りがベトベトしてしまいます。

特徴6/人体への負荷

サラサラ汗は効率的に体温を下げることができ、汗腺から出たミネラルなどはある程度は再吸収されます。また肌触りもサラサラで気持ち良く、臭いもほぼ無臭のため、精神的苦痛もありません。

さらにミネラルなどが少なく、汗が蒸発するスピードも早いです。このため、サラサラ汗は体内から出る最低限の水分とミネラルなどで、短時間・効率的に体温を下げることができ、人体と精神への負荷も最低限で済みます。

一方でドロドロ汗の場合、体内から大量の水分とミネラルなどを長時間失い続けることになります。また肌触りもベトベトで気持ち悪く、汗と雑菌による臭いもするため精神的苦痛もひどくなります。さらに、汗が蒸発しにくいため汗をかいてもかいてもなかなか体温が下がりません。

このため、ドロドロ汗は体内から出る大量の水分とミネラルなどで、長時間・非効率的に体温を下げ続けようとするため、人体と精神への負荷が重くなります。ドロドロ汗をかくことで体温が下がらず、よく夏バテ、疲労、熱中症や脱水症状などを引き起こす方が大勢いらっしゃいます。

ドロドロ汗の原因と対策・噂の解明

それでは、なにが原因で汗腺機能がトラブルを起こしてしまい、ドロドロ汗を引き起こしているのでしょうか。ドロドロ汗になってしまう原因と、それにまつわるみなさんがよく噂されることについて見ていきます。会社員の方や、今まさに汗がベトベトしていて悩んでいる方は必ず見てください。

原因と対策1/運動量

あなたは一日を通して、ちゃんと汗をかく運動をしていますか?運動することがめんどくさい、汗をかくのが嫌だと運動を回避していませんか?あるいは会社員の方なら、朝から晩まで働いて、残業をして帰る頃には運動する時間なんかないし休日はゆっくり休みたいと思う方は大勢いらっしゃると思います。

気持ちはわかりますし、管理人も運動は面倒だと感じている一人です。しかし、汗腺の機能は使わなければ衰えます。日常的に汗をかかないことが続くと、汗腺の機能が衰えてしまい、ミネラルなどを吸収する力が弱まり汗に含まれる成分濃度が濃くなっていきます。成分濃度が濃くなるとベトベトしたドロドロ汗になってしまいます。

対策としては、運動して汗腺の機能の衰えを防ぐことです。運動といってもランニング10kmをしろ、ということでなく、毎日1~2km程度は歩いたり、会社の階段をなるべく使う、お風呂上がりにじっくりストレッチをするなど無理のない範囲で体を動かすだけで大丈夫です。一日中ベッドの上で寝転んでいたり、冷房の効いた部屋に居続けるなど全く汗をかかないことさえしなければ問題ありません。

原因と対策2/睡眠時間と管理人の時間捻出方法

人間は一日6~7時間睡眠を取るのが理想とされます。睡眠を取ることで、交感神経と副交感神経で自律神経のバランスを取るのですが、睡眠不足が続くと自律神経のバランスが崩れていきます。

私たちが汗をかくとき、交感神経から分泌されるアセチルコリンという神経伝達物質が必要となりますが、自律神経のバランスが崩れることでアセチルコリンの分泌量が崩れたり、意図せずに精神的なストレスや緊張、それに伴う疲労などが蓄積されていきます。この状態では正常な汗をかくことができなくなるので十分な睡眠を取りましょう。

原因と対策3/入浴時間の短縮

一人暮らしをしている方が多いケースですが、毎日湯船にお湯を張ることはあまりしません。光熱費や水道代もかかってきますし、男性の場合は10分ほどのシャワーだけで済ましてしまう方も少なくありません。ただ、お風呂にじっくり入ることで血行も良くなりますし、体温も上がるため汗をかきやすくなります。

対策としては、女性の場合はよく半身浴や岩盤浴をしますが、男性でも半身浴や岩盤浴はとても効果的です。半身浴をすると、心臓から遠い足先の血液もお湯の水圧で血流が良くなります。全身の血流が良くなるため、足先の冷え性も改善されますし、体温も上がり汗をかきやすくなります。

また、体内の老廃物も運ばれるため健康にも良く、保湿効果もあるため美容にも効果的です。半身浴をしたことがない男性の方は、まず湯船に38度~40度くらいの熱すぎないお湯を張ってください。その後は、およそ20分~30分くらいかけてゆっくりと全身を温めてください。自宅で気軽にできるので、休日に試してみてはいかがでしょうか。気持ちの良い休日になると思います。

原因と対策4/会社員と冷房環境

会社に勤めていると冷房が効きすぎている経験はありませんか?会社によるところもありますが、職場の冷房が効きすぎているため、常に体温が上がらない場合もあります。汗をかかず気持ち良いかもしれませんが、健康上は良くありません。個人で温度調節をしてはいけないルールがある場合は、デスクにストールやひざ掛け、カーディガンなどを常備しておくと対策が取れます。

原因と対策5/冷たい食事生活

夏場といえばそうめん、トマト、きゅうりが人気です。ただ、夏場によく食べる食べ物の多くが体を冷やすものが多いのはご存知でしょうか。食べてはいけないのではなく、料理が面倒だから・暑い季節に熱い食べ物は嫌だからといって、体を冷やすものばかり食べると、体内が冷えてしまい、汗をかきにくくなります。

ただ、熱くなくても体を内側から温めてくれる食べ物はありますので、しっかり摂りましょう。例えば、生姜、にら、かぼちゃ、玉ねぎ、ネギ、鮭、イワシなどが挙げられます。冷たい食べ物や夏野菜だけでなく、生姜など体を温める食べ物を摂る食生活を心がけましょう。

噂1/ホットヨガやサウナでサラサラ汗になれる

ホットヨガやサウナをすればサラサラ汗にすぐになれるわけではありませんが、理にはかなっています。ホットヨガやサウナをすることで、体の血流を良くし体の内側からじっくり温めていく効果があります。

ただ、もともとドロドロ汗をかくような状態からホットヨガを始めたとしても、そもそもの原因を改善しない限りは、ホットヨガやサウナでサラサラ汗になれる考えは甘えです。しっかりと原因を分析しつつ、ホットヨガやサウナを何度も通うことで汗腺の機能を改善して、サラサラ汗をかく体質にしていけばどうでしょうか。

噂2/運動をやめるとドロドロ汗に逆戻りする

そもそも運動する、運動を止めるような単純な話でしょうか?また、運動といってもどのレベルを指しているのでしょうか?上記で記載しましたが、通常は階段を登る、お風呂上がりにストレッチをするレベルでも十分です。

ただし、長年ドロドロ汗をかくような生活をされてきた場合は、運動したとしてもすぐにはサラサラ汗にはなりませんし、ドロドロ汗を引き起こしている根本的な原因そのものが何なのか考えないと、一生ドロドロ汗ではないでしょうか。

噂3/運動をするとサラサラ汗にならないし、ただ汗かきになるだけ


「運動をするとサラサラ汗にならない」に対して医学的根拠はどういったものでしょうか?逆になぜドロドロ汗になるのか考えれば、自ずと運動する意味はあるはずです。また、「ただ汗かきになるだけ」というのは、衰えていた汗腺の機能が活発化して、汗が出るようになっただけです。

これまでより汗が増えたというのは、本来ならば体温を下げるためにその人にとって必要な汗の量に戻っただけです。運動する前は汗腺が衰えており、ドロドロ汗をかいていたり、もしくは汗をかけず体内に熱が籠もる体質だったかもしれませんが、「ただ汗かきになるだけ」というのは理解に苦しみます。

まとめ

今回は、サラサラ汗とドロドロ汗についてその原因と特徴の違いについて見てきました。サラサラ汗(良い汗)とは、汗の成分に最低限のミネラルなどしか含まれておらずほぼ水分のため蒸発しやすく、体温を下げるのに効果的な汗のことです。

一方で、ドロドロ汗(悪い汗)とは、汗の成分に余計なミネラルなどが大量に含まれておりなかなか蒸発しにくく、体温もなかなか下がりません。また、長時間体内から必要なミネラルなどが失われ続けるため夏バテ、疲労、熱中症や脱水症状などにもつながる汗のことです。

理解していただきたいのは、ドロドロ汗かくよりもサラサラ汗をかくほうがその人は健康的な証拠ということです。そして、ドロドロ汗の原因は運動量・睡眠時間・食生活など個人レベルのものと、仕事のオーバーワークでの疲労・会社の冷房など社会的レベルのものに分かれます。

個人レベルのものならばいくらでも考えれば改善は可能ですが、社会レベルの原因は完全には解決しにくいといえます。だからこそ、できる手を考えて実行していくことが重要となります。

しかし、サラサラ汗をかくことは健康で良いことですが、サラサラ汗だからといって汗をかいたらそのまま放置すれば雑菌が繁殖して臭いを発生させたり、かゆみやあせもなどにもなる可能性もあります。

また、多汗症などを抱えている場合は、サラサラ汗でも必要以上の汗をかくことになりますので、汗腺の機能を衰えない範囲での制汗対策が必要となってきます。ドロドロ汗からサラサラ汗をかく体質改善を行った後は、それを維持しつつ制汗対策を行うことで肉体的健康と精神的ゆとりも持つことができます。

いろいろな治療方法を“まずは実際に試す”ことから多汗症治療は始まります。はっきり言いますが、“悩むだけで、今何も行動しない”なら、“今後も今と同じくずっと手汗に悩まされ続ける”だけです。“まずは行動をする”ことが、あなたの手汗を治療することに繋がります。

    • 下記は子供や妊娠中の女性の敏感肌でも使える制汗剤の『テサランを実際に購入して3ヶ月間使ってみた感想』についての記事です

“今手汗で本気で悩んでいて”、“今すぐ手汗対策をしたい”方は必ずご覧ください。

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プロフィール


はじめまして。当サイトを運営しているまっきーです。

(自称)多汗症コンサルタントとして150名以上のコンサルタント経験を持ちます。

10年以上にのぼる医学知識と検証をもとに、汗と臭いの悩みを解決する情報を発信していきます。

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